歯ぐきの出血を「いつものこと」で済ませてはいけない理由 - N&D

歯ぐきの出血を「いつものこと」で済ませてはいけない理由

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歯みがきのあと、吐き出した水にうっすら赤みが混じる。そんな経験をしたことがある方は少なくないはずです。でも「少し強く磨きすぎたかな」と鏡を閉じていませんか?

健康な歯ぐきは、正しくケアしていれば出血しません。出血があるということは、そこに炎症があり、傷ついた血管が外の世界に開いているということです。


出血した瞬間、細菌の「入口」が開く

口の中には数百億個の細菌が存在しています。普段は粘膜や歯ぐきがバリアとして守ってくれていますが、出血している瞬間、そのバリアは崩れています。

細菌は破れた血管から血液中へ入り込みます。これを「菌血症」といいます。健康な免疫であれば一時的な菌血症は処理できますが、毎日繰り返される出血は、慢性的に細菌を体内へ送り込み続けることを意味します。


血液という「経路」で全身へ運ばれる

血液は心臓のポンプによって全身を循環しています。口から入り込んだ細菌も、この流れに乗って体中へ届いてしまいます。

研究によって明らかになってきたのは、口腔内の細菌が関係するとされる全身への影響です。

心疾患・脳血管疾患との関連

血管内に入り込んだ細菌が血管壁に炎症を起こし、動脈硬化を促進することが報告されています。心筋梗塞や脳梗塞のリスクと口腔環境の関係は、現在も多くの研究が進んでいます。

糖尿病との関係

口腔内の炎症物質がインスリンの働きを妨げることがわかっています。歯周治療によって血糖値が改善したケースの報告も、医療現場では珍しくありません。

認知症との関連

歯周病菌が産生する毒素が、脳内から検出されたという研究報告もあります。口腔ケアと脳の健康の関係は、近年注目されている分野のひとつです。


歯石ができると、自分では対処できなくなる

歯垢(プラーク)は放置すると約48時間で歯石に変わります。
歯石は表面がザラザラしており、細菌が増殖するための足場になります。そして歯石は歯ブラシでは除去できません。

歯石が歯周ポケットの奥に蓄積されると、炎症が慢性化し、出血が止まらないという悪循環に入ります。


今日から変えられること

まず「出血を当たり前にしない」という意識を持つことが出発点です。

そのうえで大切なのは、歯ブラシが届かない場所のケアです。歯周ポケットは歯と歯ぐきの間の溝で、深くなるほど歯ブラシの毛先では底に届きません。この奥に細菌が溜まり続けることが、出血と炎症の根本的な原因になっています。

歯科での定期的な歯石除去に加えて、毎日のセルフケアで歯周ポケットの奥まで洗浄する習慣を持つことが、出血を繰り返さないための最も現実的なアプローチです。

毎日のケアに、歯周ポケットの奥まで届く道具をプラスしてみませんか。水流だけでは届きにくいポケットの奥を、ブラシと水流のW洗浄でアプローチするデントールAは、そのための選択肢のひとつです。

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