インフルエンザが異例の早さで流行入り。今すぐ見直したい「お口からの感染対策」
Share
「今年はインフルエンザの流行が早い気がする」——そう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に2026年は、例年より1か月ほど早い8月の時点で全国的な流行入りが報じられ、9月に入っても感染者数の増加が続いています。気温差の大きさや人の移動が活発になる時期であることなど、要因はいくつか指摘されていますが、こうした季節の変わり目こそ、日々の基本的な対策を見直す良いタイミングです。

「お口の中」と感染症対策、実は深い関係がある
その対策として意外と見落とされがちなのが「口の中の環境」です。
ウイルスや細菌の多くは、まず鼻や口から体内に侵入します。つまり、口の中を清潔に保ち、粘膜のコンディションを整えておくことは、感染対策の入り口を整えることにほかなりません。
手洗いやマスクといった対策と並んで、「口の中を整える」という視点も、この時期はあわせて意識しておきたいポイントです。
唾液が担っているバリアの役割
口の中では、唾液が重要な役割を担っています。唾液には食べかすを洗い流す自浄作用があるほか、口腔内の潤いを保つことで粘膜のバリア機能を支えています。
唾液の分泌量は、緊張やストレス、睡眠不足、加齢などによっても変化しやすく、分泌量が減ると口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
特に就寝中は唾液の分泌量が日中より少なくなるため、朝は一晩のうちに口の中の細菌が増えやすいタイミングでもあります。

口の中の細菌バランスと粘膜の状態
また、口腔内の細菌バランスが乱れると、歯ぐきの炎症だけでなく、体調全体のコンディションにも影響しかねません。
粘膜が乾燥したり傷ついたりしていると、そこからウイルスや細菌が侵入しやすくなるとも考えられています。感染症が流行する時期は、こうした「お口の土台」を整えておくことが、生活の質を保つうえでも大切になってきます。
今日からできる、お口まわりの感染対策習慣
歯みがき・うがいを「丁寧に」がポイント
では、具体的に何をすればよいのでしょうか。
基本となるのは、やはり毎日の歯みがきとうがいです。
特に朝起きた直後は、就寝中に増えた口腔内細菌が多い状態のため、丁寧なブラッシングを心がけましょう。
外出から帰った際のうがいや、食後の口すすぎも、口の中を清潔に保つ習慣として取り入れやすい方法です。人混みに出かけた日や、乾燥を感じやすい日は、いつもより意識してうがいの回数を増やしてみるのも良いでしょう。
日々のオーラルケアの選択肢として、うがい薬タイプの製品を生活に取り入れている方も増えています。「デントールA」のような製品も、こうした毎日のケア習慣の一つとして活用されています。

秋の乾燥対策も同時に意識する
あわせて意識したいのが、秋特有の乾燥対策です。
空気の乾燥は口の中の潤いにも影響するため、こまめな水分補給や室内の加湿を心がけることで、唾液による自浄作用をサポートしやすくなります。
就寝時にマスクを着用して口呼吸による乾燥を防ぐことも、簡単に取り入れられる工夫の一つです。また、よく噛んで食事をすることも、唾液の分泌をうながす身近な方法です。忙しいとつい早食いになりがちですが、一口あたりの咀嚼回数を少し増やすだけでも、唾液の分泌が促され、口の中の潤いを保ちやすくなります。特に在宅勤務やマスク着用の機会が多い方は、人と話す時間が減って唾液の分泌がうながされにくくなっていることもあるため、意識的にケアの時間を作ることをおすすめします。
まとめ
流行の早さに驚くだけで終わらせず、「今年はいつもより少し早く、お口まわりのケアを見直すタイミングが来た」と捉えて、日々の習慣を整えていくのはいかがでしょう。
栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠もあわせて、基本的な習慣を積み重ねることが、忙しい毎日を元気に過ごすための土台になります。
歯ブラシでは届かない歯周ポケットのケアに https://nd118.com/products/dentool-a